フレイルって何?

みなさん、フレイルという言葉を聞いたことがありますか?
フレイルとは、高齢者の心身の活力が低下して弱くなった状態を言います。
心身の活力は3つの指標で見ます。
1つは筋力。2つ目が認知機能。3つ目が社会とのつながりです。
フレイルは「健康と要介護の中間」の状態と言えます。
多くの高齢者は健常な状態から、筋肉量が減少する「サルコペニア」という状態を経て、生活全般が衰える「フレイル」になり、坂道を下るように要介護状態となります。
要介護状態とは、日常生活でサポートが必要な状態です。
要支援や要介護という介護認定を受けて介護サービスを使う状態です。
坂道の角度は人それぞれ違います。
慢性疾患(高血圧や糖尿病など)を抱えている人ほど要介護状態になりやすく、急な下り坂になると言われています。